茨城大学 全学教職センター

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『茨城大学全学教職センター研究報告』の発刊に向けて

いじめ、不登校、体罰等の教育問題や、学校のコンプライアンス問題等、近年の学校を取り巻く状況は、喫緊の解決策を必要とする課題や、逆に長い時間をかけて根本的解決を目指さざるを得ない課題を我々に提示している。

このような現況に対して、茨城大学の全学部の教員養成教育に関わっている茨城大学全学教職センターでは、緊急の提言や根源的な教育課題に関する理論的・実践的洞察を随時提供するために、研究報告部門を開設することになった。

すでに本センターでは、毎年11月末の紀要『茨城大学教育実践研究』が、2019年で第38巻を発刊するほどの実践的な蓄積がある。本紀要には、我が国の教育の多様な分野に係る優れた論文が数多く掲載されてきた。特に教育研究者と実践家の方々との共同研究に関しては、教育現場の様々な課題に対する重要な論究が提示されており、教育実践論文として優れたものが多く公開されている。ただ、本紀要は、年に一回の発刊であり、公募制のシステムであることから、緊急に必要な研究報告を、スピード感とフレキシブルな対応を持って行うことが十分にできない側面もあった。

そのため、本研究報告では、その時々の教育課題に素早い対応ができるように、基本的には本センターの企画会議の議を経た依頼論文をベースとして、緊急性の高い理論・実践的な教育課題にこたえる形で発刊することになる。内容も、論文だけではなく、教育実践報告、学校教育をめぐるエッセイ、教育理論・実践に関する研究書の書評等も随時掲載していく。

我が国の学校教育現場には、まさに大きな転換点をむかえており、そのためにこうした研究報告を通した様々な論究や提言は、重要であると思う。

(2019年12月13日:研究報告発刊にむけて)

研究報告

2019年度版 研究報告のインデックス